上海と渋谷

  • 2011/09/30(金) 17:36:04

【上海博物館】
上海では上海博物館は素晴らしかったです。
無料でした。身体検査の行列では子連れということで優先的に行ってもらいました。
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前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●薮椿歓喜の歌を歌ふかに かおる
3月26日 夏潮東京吟行会 目黒・自然教育園

季題は「薮椿」。椿は枯の得意な季題。久しぶりの登場です。
「歓喜の歌」は、所謂「第九」
http://www.youtube.com/watch?v=SKWm4SWzDjg
の通り、ベートーベンの有名な曲です。

薮椿が口をすぼめて並んでそれを歌っている。
如何にも春の訪れを喜ぶ、ロマンティックな一句になりました。


【渋谷】
客先からの帰りに渋谷に寄りました。
相変わらず人は沢山いますが、活気は少なくなりました。金曜の夕方ですが、ぼちぼちです。
もっとも私の方に問題があるやも知れませんが。
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前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●羽広げきりて落ちくる雲雀かな かおる
3月29日 八千代句会

季題は「雲雀」。空に揚がり切った雲雀が高い鳴声を残して、
少しずつ落ちてくる。その様子を見ると羽を伸ばし滑空するようであったと言うこと。
淡々と詠まれているところが、雲雀の必死の動作を思い浮かべることに繋がり哀れを増しているでしょう。

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三村純也句集『觀自在』感想

  • 2011/09/30(金) 02:02:07

【三村純也句集『觀自在』】
既にご紹介させて頂いておりますが、私の師匠の三村純也が第4句集『觀自在』を刊行しました。
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201105000509
『觀自在』とは観音菩薩のことを指します。

本来ならば「迷句集」の全句鑑賞を打ち切り、こちらをご紹介させていただくべきですが、きりが無いので各章から一句ずつご紹介させていただきます。

 対象の把握、提示の仕方、表現の追求において勉強になります。
 特に、最終章の「振米」のような、民俗学の採集手帳をベースにしたような俳句〜花鳥諷詠の幅をぐっと広げる〜は、三村純也で無ければできない俳句です。
 季節別では、今回の句集も、冬から初春にかけての句にいもの句が多い気がします。第一句集のタイトルが『RUGBY』、第二句集が魚津の生活をテーマにしていることが影響しているのでしょうか。

 相当多忙な生活を送られていることもあり、なかなか吟行の時間が取れていないのでしょう。如何にも机の上で詠まれ、生の迫力でどーんと、詠むというよりは、少し斜めに構えている感じの句、機知で遊びすぎている句が今までの句集に比べ増えています。

 是非、手に取って頂きたい一集です。


●平成十三年
音読の廃れたる世の読始

●平成十四年
湖を渡つて来たる夕立かな

●平成十五年
甚五郎作と伝へて黴まみれ

●平成十六年
闇討ちの刃の如く流れ星

●平成十七年
やけに効くバレンタインの日の辛子

●平成十八年
残雪の嶺々稜(かど)を張りにけり

●平成十九年
棺ややこぶりにおはし鳥雲に(悼 大島民郎先生)

●振米
振米(ふりごめ)の音の止みたる深雪かな

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済州島の蜜柑

  • 2011/09/29(木) 18:40:05

【メインラウンジ】
8回中央にメインラウンジがあります。
ここで、溜まっていることができます。勿論飲み物を頼むことも出来ます。
写真は24時ごろ、「ダンスマスター」フェルナンド の温度でみんなでダンスをしている場面です。

中国のお客さんは4,5人集まってカードゲームをされている方が多いです。
船内のあらゆるところでカードゲームをなさっています。


前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●枝伝ひ枝伝ひして梅が散る かおる
3月9日 鎌倉

季題は「梅」、梅がはらはら散っていくさまを枝を伝うようだと例えました。
梅の木というのは他の木と比べて枝が横に横に伸びていくので、
上五中七で「枝伝ひ」を重ねたこの表現がぴったしです。
対象をじっと凝視した結果、省略が生れた俳句。
心の中からリズムが生れてきたものと考えられます。
大変結構であります。

【済州島の蜜柑】
対馬海流に囲まれた済州島は温暖で蜜柑栽培の適地です。
日本に渡った蜜柑もここ済州島から来たそうです。
今栽培されているものは、 日本から渡ってきた品種が多いそうです。

露地販売も盛んに行われていました。
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前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●マンションに続々入居花辛夷 かおる
3月15日 八千代句会

季題は「花辛夷」。マンションはある一定の規模なのでしょう。
新築のマンションに取敢えず植えられた辛夷の木。早くも花を付けて
春の入居の人々を迎え入れています。
軽い興味の句ですが、「花辛夷」の季題は動かないと思います。

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甲板のプール

  • 2011/09/28(水) 23:20:06

【父の蒲団で】
朝起きました。早速父の蒲団で遊んでおります。
大人の匂いが付いたものが好きなんですね。
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前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●ぐづぐづと咲きては零れ枇杷の花 かおる
1月30日 八千代句会

季題は「枇杷の花」。厚ぼったい葉に隠れる様に特徴的な花をつけます。
その様子を上五「ぐづぐづ」と捉えました。
なるほど、あの花の色や形が浮かんで参ります。
中七の「咲きては零れ」で哀れが増します。

【公園】
打ち合わせまで時間があり公園で暇つぶしです。
噴水は朝のうちは動かないようです。
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前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●解氷の剥げ転げたる瀑布かな かおる
2月12日 10日、袋田の滝に行く(夏潮池袋句会)

季題は「解氷」。
凍て滝が解けてきました。外側の氷がばりっとおとを立てて凍て滝の表面を転げ落ちてきたと言うことです。
大変面白い景を表しています。
下五の「瀑布かな」が一寸人事みたいに感じられる点損をしているかもしれません。

【甲板のプール】
結局波がひどくてプールに入る機会がありませんでした。
ジムも使う機会が無く残念でした。どうやらジムの自転車は、船を漕いで進めている感じを味わえるようです。
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前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●滝壺を雪解の水の濁すかな かおる
2月12日 同前

季題は「雪解」。滝壺がにごっていたと言う発見がありました。
一寸この句もすっと流れすぎているかもしれません。リズムを停滞させる手もあったかもしれません。
この方がよいという意見もあると思います。

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模型

  • 2011/09/27(火) 11:03:51

【キャビンの様子】
キャビンの様子です。
かなり大き目のダブルベットと、子どもがいるためエキストラベッドが出ています。
18屬らいでしょうか。
手前側に社債代わりの小さなテーブル、右手前に冷蔵庫とテレビがあります。
スーツケースをおくと一杯になりますが、特に不便は感じませんでした。



前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●鳥居まで闇の寄せゐる焚火かな かおる
1月19日 八千代句会

季題は「焚火」。夕暮れの神社の様子です。
境内で焚き火を囲んでいる、何か新年の行事があるのか夜かなり冷えているのでしょう。
そうすると、鳥居のほうはぽっかりと闇が着ている。自分のところは焚火のお蔭で明るい。
鳥居が「ケ」と「ハレ」の境になっているように感じた、と言う一句だと思います。
分陰気を十二分いつ堪えることの出来る巧みの句。2008年からはこういう句風に変っていきます。

【模型】
コスタクラシカの船のチョロQ?を船内で買いました。
キャビンに忘れてしまいましたが、他の忘れ物とともにピックアップされ、次に船が福岡に寄港するタイミングで送られてきます。
日本人の添乗員さんが同乗していた&5日で福岡に戻って来るので助かりました。
一般的にクルーズの旅は下船後は何も出来ないことが多いようです。
荷造りの際に船が揺れていることもあるので、忘れ物などには十分注意して行動をしましょう。
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前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●膝に肘つきて守れる焚火かな かおる
1月19日 同前

季題は同じく「焚火」。こちらは焚火の周りの様子を読みました。
不貞腐れているわけではないのでしょうが、火を守るという単調だけど、不思議な気分になっていく作業をしている人の自然な様子を描きました。
確かにあるかなぁと思います。
まぁ平句と言うことで。

【秋晴れ】
秋晴れの朝は大変清々しいですね。
明日もこんな天気になると良いですねぇー。
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前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●松蝉や貸し自転車を押し歩き かおる
1月29日

季題は「松蝉」。「夏潮」平成20年5月号の課題句に投句された句。
「夏潮」に素晴しい句評があるので引用しましょう。

「難しい表現を使わず、具象的に述べているだけで五月の松林の気持ちのよい様子が伝わるのがよい。
緩いリズムが「松蝉」とマッチしていまいか。」
・・・適当な句評ですね。

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トイレとシャワー

  • 2011/09/26(月) 07:21:35

【トイレとシャワー】
コスタクラシカの一般キャビンのトイレとシャワーです。
シャワーは湯船はありませんので、注意が必要です。
大きな風呂に入りたい場合は11階のジムのお風呂(スパ)があります。



前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●ウエディングドレスの現れし春の浜 かおる
1月10日 同前

季題は「春の浜」。中国を旅していると本当にあちこちで結婚式の姿をしたカップルが写真撮影を行っています。
式の前にウェディングドレス姿で写真撮影を行うようです。
肌寒い、春の浜を散策していたところ、突然賑やかになって何事かと思うとカップルが現れたということでしょうか。
現地の様子が伝わってきます。


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8階の劇場

  • 2011/09/25(日) 17:54:05

【焼き秋刀魚】
この秋初めての秋刀魚が出てまいりました。
日本の魚はおいしいです。日本の秋に秋刀魚の味。
娘は醤油がかけられない状態でつまんでいました。
大人になると食べられるよぉー


前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●日の出でて雨後の枯木を輝かす かおる
12月30日 同前

季題は「枯木」。格調の高い句です。
公園にでもいたのでしょう、雨が上がってみると当然のことながら日が挿してきた。
その日が今まで自分を隠していた雨雲から降っていた雨にぬれた枯木を輝かしている。
眼前のことを読みながら、この後やってくる春の芽吹きを意識させることに成功しています。


【8階の劇場】
コスタ・クラシカの旅、8階前方に劇場がありました。ここで夜な夜な行われるショータイムは原則無料です。
ただ、前方なので波の影響を受けます。
写真は乗船後、博多港にいる間に行われた日本人船員によるオリエンテーリングの様子です。
日本人のスタッフも数多く乗っており、全く不便はありませんでした。ただ、なるべく英語でコミュニケーションをとるようにしました。
適当です。


前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●客家とて朱欒の山に暮らすかな かおる
2008年1月10日 3〜6日、厦門に行く(八千代句会)

季題は「ざぼん」。厦門には一度行きたいと思いながら行けていません。
「客家」の暮らしを勝手にこう言い切ったのが面白いと思います。
嘘ならば嘘で構いません。

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三村純也句集『觀自在』

  • 2011/09/24(土) 18:22:36

【済州島の中文洞】
素晴らしい風景でした。
済州島の港/空港/市街地は北側に固まっており、曇っていました。
西南地区にあるこの地域だけ妙に晴れて暑かったです。
「済州島の中に四季がある」とは良く言ったものです。


前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●蠟梅の蕾み即ち光りけり かおる
12月30日 同前

季題は「蝋梅」。蝋梅のつぼみを見たところ、既に花と同じ黄色が光っていたと言うことです。
「即ち」にスピード感があり、蝋梅の姿が浮かんで参ります。ものの様子を鋭く捉えた一句。

【三村純也句集『觀自在』】
神戸の師匠の第4句集が出版されました。
平成13年から19年までの俳句が収録されております。
平成13年と言えば私が「山茶花」へ入会した年。
さすがの技術を持つ句の数々味読させて頂きます。
皆様も是非、お買い求めあれ。


http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201105000509

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やられたー

  • 2011/09/23(金) 12:42:50

【走りそう】
昨日帰宅後の昼寝の姿。
まだまだ旅に出ているつもりなのか、走り出しそうな格好で寝ています。
可愛いものであります。


前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●門前にトラック繁く年の暮 かおる
12月29日 同前 成田山新勝寺

季題は「年の暮」。成田山新勝寺は初詣で日本何番目かの参詣客数を誇ります。
そんな、新勝寺も年の暮れは参詣客は少ないのでしょう。
逆に、初詣の客を迎えるための準備に余念が無く忙しいのだと思います。
そんな門前の様子を中七のような表現で詠みました。
説明ではないかと言う突込みがあれば、そうかもしれない。と答えざるを得ません。

【やられたー】
一人で遊んでいるなぁと思い、届いたスーツケース片付けていたら。。。
ティッシュの箱が大変なことになっていました。
上に上げ忘れた私のミスです。


前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●沼の主へ召さるるがごと鳰 かおる
12月29日 同前 印旛沼

季題は「鳰」。沼の真中で鳰が潜っていった。その様子を沼の主に召されているようだと詠みました。
真直ぐ、すっと潜っていく様を見てそのように思ったのでしょう。
結構なことだと存じます。



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【林誠司句集『退屈王』】

  • 2011/09/23(金) 00:03:06

【林誠司句集『退屈王』】
「俳句界」編集長を務められている、林誠司さんより第二句集『退屈王』を御恵贈いただきました。
 『新撰21』で中本君の評論を書いておられる縁で、俳人協会のパーティで紹介していただきました。
 書評については 夏潮HPの「汐まねき」
http://natsushio.com/?p=1897

で紹介させていただきます。そちらをご覧下さい。

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