仰向け寝

  • 2011/06/24(金) 21:15:08

【朝から】
起きた途端に元気満点暴れ回っています。
手加減というものがありません。
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前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●紋章の如き小萩の一花かな かおる
10月1日(10月10日 慶大俳句三田句会) と前書。

季題は「萩」。完全なる説明のような気がするのですが。
私の想像力/連想力不足なのでしょうか。         

【仰向け寝】
病院ではずっと「お腹すいた」コールでしたが、家に帰ってきてコテンとなってしまいました。

何とも堂々とした格好でお休みになられています。
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前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●豊年の大河の曲がり美しや かおる
10月18日 夜鷹の会 と前書。

季題は「豊年」。如何にも幸せな光景を屈託なく詠み上げました。

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【奥坂まや句集『妣の国』】

  • 2011/06/24(金) 00:57:06

【奥坂まや句集『妣の国』】 

ここ暫く、特定の方の句ばかり取り上げてをり辟易?としたので、一服の清涼剤を。
奥坂まやさんから第三句集『妣の国』(ふらんす堂、平成二十三年六月)を御恵贈頂きました。

奥坂まや氏は「鷹同人」同人会長を務められているのではないでしょうか。第一句集の『列柱』で俳人協会新人賞を受賞されています。

平成15年に師匠である藤田湘子を、失ってからの句が主にまとめられているようです。
私の印象は気筬兇両呂鵬其腓多かったです。後半になるに連れ、同じモチーフの句が出てくる印象を持ちました。

全体として、季題を通じて己の心象の揺れを表すのが大変巧みであると感じました。
比喩も抜群に効いていて奇抜で、楽しい句が多かったです。

「大暑」「日盛り」など強い季題に対してはより強い対象物をぶつけて、一句に仕立て上げているのは、奥坂さんの力がなせる業だと思います。
対象を「えぐる」「切り取る」素晴らしさに感銘を受けました。

一部、「上手さ」や「理屈」が表に現れすぎている句も目立ちましたが、
文句なしに上手い句も多く、さすがの実力者の一集と感じました。

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以下、印を付けた句の一部をご紹介します。


◎若楓おほぞら死者にひらきけり
◎螢の夜つめたきものを踏みにけり
◎籠に在り梵字のごとき大茄子


◎海は今しづかに月光の器
◎柞山一本道の奥まで日


◎日の射すや桶の海鼠のすこし縮む


◎流氷の来たりし町の万国旗
◎何もなきところ見てをる雛かな


◎はつなつや鯛ひとひらに山葵透け
◎黒板の屠殺頭数雲の峰
◎桃の在るのは人生のちよつと外


◎唐辛子極道色と云ふべかり
◎いちじく裂く六条御息所の恋


◎寒晴の東京こはれやすきかな
◎姿見へ激しく豆を打ちにけり


◎古雛のまなざし水のごとくあり
◎ちよつと意地悪さうなホワイトアスパラガス


◎もも色のほのと水母の生殖器
◎日盛や船腹黒く聳えたり


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