金網の向こうに

  • 2011/06/02(木) 20:18:10

【梅雨の空港】
午後から尼崎で打合せ。日帰り出張です。
パスポートを取りに行くついでに吉牛の昼食でしたが、小腹が減ったのでラウンジでちょっとつまみ食い。
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前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●渡辺の綱の綱坂山法師 かおる
5月8日 三田(5月15日 夜鷹の会) と前書。

季題は「山法師」。
綱坂とは三田の慶應義塾の裏側を三井倶楽部へ上がっていく坂道。
氏は慶應義塾塾生であったようなので、何度もこの坂を通って居たのでしょう。
三井倶楽部や大使館など周辺の建物の塀は高く、そこに白く覗く山法師の姿が印象的であったのでしょう。
この句の眼目は何より「渡辺の綱」の「綱坂」というリズムのよさ。
口ずさみやすい。

【金網の向こうに】
金網の向こうに見えるのが東京タワーです。
梅雨靄の中で赤く浮かんでおります。
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前北かおる句集『ラフマニノフ』一句鑑賞
●坂下の突き当たりなる凌霄花 かおる
7月25日(7月31日 夜鷹の会) と前書。

季題は「凌霄花」。咲いている場所をこういう風に詠まれてみると、べろんとめくれている凌霄と、突き当りの邸宅の様子が想像できるような気がします。
省略に一応成功しているのではないでしょうか。

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